第一章 運命と意思
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第一章 運命と意思

宇宙文明の根幹を成す稀少金属《ニムロディウム》。権勢を振るう鉱山会社ファルコン・マイニング社の寡占に打ち克ち、真の自由を勝ち取る為に、特殊鋼メーカーの雄、アル・マクダエルはニムロディウムを含む海底鉱物資源の採掘に挑む。 だが、プロジェクト・リーダーの突然の失踪により、アルは急遽、潜水艇のパイロットであるヴァルター・フォーゲルをスカウトする。その過程でヴァルターが密かに描く円環の海洋都市『リング』を目にしたアルは、これこそ惑星アステリアの未来を変えるアイデアと確信し、ヴァルターを連れ出すことに成功する。『リング』には、故郷の大洪水で命を落とした土木技師の父親との思い出と永劫回帰の願いが込められていた。

今成すか、永遠に行わないか ~決断と意思の強さが成功に導く

アステリアの大海原を前に、海中技術の困難を思い知ったアルは、長年かけて練り上げた海底鉱物資源の採掘計画について断念しかけるが、今成すか、永遠に成さないか(Nunc aut numquam)を自身に問いかけ、決意を新たにする。愚かな二番手は永久に一番手の尻をを舐め、何を見せても二番煎じと嘲られるだろう。

アイデアを持ち続ける意義 大友克洋の『AKIRA』より

アイデアはどこからやって来るのか サイバーパンクの傑作と名高い大友克洋の『AKIRA』の映画版にこんな台詞があります。 前にリュウが言ってたわ。アキラって、絶対のエネルギーなんだって。 人間ってさあ、一生の間にいろんな事をするでしょう。何かを発見したり、造ったり……。 家とかオートバイとか橋や街やロ […]

『これが生だったのか。それなら、よしもう一度!』 自己肯定と魂の幸福 ・ニーチェの哲学より

自己肯定の精神は、代々、読み継がれたニーチェの著書『ツァラトゥストラ』のテーマでもあります。「この人生をもう一度生きてもいい(永劫回帰)」と思えるほどに、自分自身と生きることを愛する。それが本当の意味での問題解決=自己超克だと言って聞かせます。

>海洋小説『曙光』MORGENROOD

海洋小説『曙光』MORGENROOD

宇宙文明の根幹を支える稀少金属ニムロディウムをめぐる企業と海洋社会の攻防を舞台に描く人間ドラマ。生きる道を見失った潜水艇パイロットと愛を求めるフォルトゥナの娘の恋を通して仕事・人生・社会について問いかける異色の海洋小説です。
Kindle Unlimitedなら読み放題。
Amazonの海洋学ランキングで一位を記録した異色作。

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